dcsimg
Image of <i><i>Phascolion</i></i> (Phascolion) <i>strombus</i> (Montagu 1804)
Unresolved name

Golfingiiformes

フクロホシムシ目 ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語
フクロホシムシ目 Golfingia.jpg
フクロホシムシ科の一種
分類 ドメ
イン
: 真核生物 Eukaryota : 動物界 Animalia 亜界 : 真正後生動物亜界 Eumetazoa 階級なし : 旧口動物Protostomia 上門 : 冠輪動物上門 Lophotrochozoa : 星口動物Sipuncula : スジホシムシ綱 Sipunculidea : フクロホシムシ目 Golfingiiformes 学名 Golfingiiformes
Cutler & Gibbs, 1985

フクロホシムシ目(フクロホシムシもく、Golfingiiformes)は、星口動物スジホシムシ綱。3つのから構成される。

スジホシムシ綱は触手が口を囲んで配列することが特徴。この綱にはフクロホシムシ目のほかにスジホシムシ目(スジホシムシ科1科のみ)も含まれるが、スジホシムシ目では体壁の筋肉のうち縦筋が分離して束になる。フクロホシムシ目の3科では縦筋が分離することはない[1]

なお、2012年に発表された分子系統学に基づく分類体系では、従来の体系でエダホシムシ科マキガイホシムシ科に含まれていた属をすべてフクロホシムシ科にまとめている。またスジホシムシ科に分類されていたPhascolopsisもやはりフクロホシムシ科に含められている[2]

分類[編集]

触手の分岐の有無と腎管の数により、3科に分類される[3]

エダホシムシ科 Themistidae
触手が枝分かれするのが特徴。エダホシムシ属1のみ。
マキガイホシムシ科 Phascolionidae
触手は枝分かれせず、腎管は1本のみ。マキガイホシムシ属クビナガホシムシ属の2属を含む。
フクロホシムシ科 Golfingiidae
触手は枝分かれせず、2本の腎管を持つ。フクロホシムシ属カスミフクロホシムシ属カザリフクロホシムシ属の3属を含む。

参考文献[編集]

 src= ウィキスピーシーズにフクロホシムシ目に関する情報があります。
  1. ^ 西川輝昭 「星口動物門」『無脊椎動物の多様性と系統(節足動物を除く)』 白山義久(編集)、岩槻邦男・馬渡峻輔(監修)、裳華房ISBN 4785358289。
  2. ^ Kawauchi, Gisele Y.; Sharma, Prashant P.; Giribet, Gonzalo (2012). “Sipunculan phylogeny based on six genes, with a new classification and the descriptions of two new families”. Zoologica Scripta英語版 41 (2): 186-210. doi:10.1111/j.1463-6409.2011.00507.x.
  3. ^ 西川輝昭 「星口動物門 Sipuncula」『原色日本海岸動物検索図鑑』I、西村三郎(編著)、保育社ISBN 4586203011。
 title=
license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語

フクロホシムシ目: Brief Summary ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語

フクロホシムシ目(フクロホシムシもく、Golfingiiformes)は、星口動物スジホシムシ綱。3つのから構成される。

スジホシムシ綱は触手が口を囲んで配列することが特徴。この綱にはフクロホシムシ目のほかにスジホシムシ目(スジホシムシ科1科のみ)も含まれるが、スジホシムシ目では体壁の筋肉のうち縦筋が分離して束になる。フクロホシムシ目の3科では縦筋が分離することはない。

なお、2012年に発表された分子系統学に基づく分類体系では、従来の体系でエダホシムシ科マキガイホシムシ科に含まれていた属をすべてフクロホシムシ科にまとめている。またスジホシムシ科に分類されていたPhascolopsisもやはりフクロホシムシ科に含められている。

license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語