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カニチドリ ( Japanese )

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カニチドリ カニチドリ
カニチドリ Dromas ardeola
保全状況評価 LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg 分類 : 動物界 Animalia : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata : 鳥綱 Aves : チドリ目 Charadriiformes 亜目 : カモメ亜目 Lari : カニチドリ科 Dromadidae : カニチドリ属 Dromas : カニチドリ D. ardeola 学名 Dromadidae G.R.Gray, 1840
Dromas Paykull, 1805
Dromas ardeola Paykull, 1805 和名 カニチドリ 英名 Crab-plover Dromas ardeola map.png
カニチドリの生息図

カニチドリ(蟹千鳥、Dromas ardeola)は、チドリ目カニチドリ科カニチドリ属に分類される鳥類。本種のみでカニチドリ科カニチドリ属を構成する。

特徴[編集]

分布[編集]

アフリカ大陸東部、ユーラシア大陸南部、スリランカマダガスカルインド洋沿岸部。

形態[編集]

全長33-36cm。全身は白、背中は黒い羽毛で覆われる。初列風切の色彩は黒い。

嘴は頑丈で、甲殻類の硬い殻も噛み砕くことができる。嘴の色彩は黒い。後肢は長い。

卵は白い殻で覆われる。

生態[編集]

海岸干潟環礁河口などに生息する。20羽以上の群れを形成して生活する。夜行性

食性は動物食で、主に甲殻類を食べるが、軟体動物ゴカイなども食べる。

繁殖形態は卵生。集団繁殖地(コロニー)を形成する。砂地に最大200cmに達する横穴を掘り、1回に1個(まれに2個)の卵を産む。雛は成長するまで巣に留まる。

系統[編集]

Baker et al. (2007)[1]; Pereira & Baker (2010)[2]より。

チドリ目

チドリ亜目 Charadrii




シギ亜目 Scolopaci


カモメ亜目

ミフウズラ科 Turnicidae





カニチドリ科 Dromadidae



ツバメチドリ科 Glareolidae





カモメ科 Laridae




トウゾクカモメ科 Stercorariidae



ウミスズメ科 Alcidae








カニチドリの系統位置は長く論争があったが、ツバメチドリ科に近縁だと判明した[2]

出典[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

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カニチドリ: Brief Summary ( Japanese )

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カニチドリ(蟹千鳥、Dromas ardeola)は、チドリ目カニチドリ科カニチドリ属に分類される鳥類。本種のみでカニチドリ科カニチドリ属を構成する。

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