クマツヅラ科 (Verbenaceae) は被子植物の科。熱帯を中心に分布し、一年草から高木まであり、一部はつる性。花は放射相称(花弁は5裂)または左右相称で、唇状のものもある。葉は多くは対生、果実は液果、核果または分果。全体に芳香または悪臭をもつものが多い。
花が美しいので園芸用に栽培されるものが多く、レモンバーベナなど一部のものはハーブあるいは薬草として用いられる。
日本列島にはクマツヅラ・イワダレソウの2種が自生し、帰化植物もある。
ヤモメカズラ連
ハリマツリ連
Casselieae
Citharexyleae
Priveae
Rhaphithamnus
Neospartoneae
シチヘンゲ連
Dipyrena
クマツヅラ連
クロンキスト体系などでは次の属もこの科に含まれていたが、現在はシソ科など他の科に移されている。