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ギンムクドリ ( Japanese )

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ギンムクドリ Calling Spodiopsar sericeus.jpg 分類 : 動物界 Animalia : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata : 鳥綱 Aves : スズメ目 Passeriformes : ムクドリ科 Sturnidae : ムクドリ属 Sturnus : ギンムクドリ S. sericeus 学名 Sturnus sericeus シノニム

Sturnia sericeus

和名 ギンムクドリ 英名 Red-billed Starling

ギンムクドリ(銀椋鳥、Sturnus sericeus)はスズメ目ムクドリ科。英名は Red-billed Starling

形態[編集]

全長24cm(ムクドリと同じ大きさ)。嘴の基部は赤く、先は黒い。足は橙褐色。後頚・背・体下面は灰褐色あるいは青灰色。初列風切基部には、大きな白斑がある。腰と下尾筒は灰白色。虹彩は暗褐色。メスは全体に褐色味が強く、後頚から背はやや色が淡い。

分布[編集]

中国南東部に分布し、一部はベトナム北部で越冬する。

日本では、数少ない冬鳥または旅鳥として記録がある。記録のほとんどは日本海の離島や南西諸島のもので、与那国島石垣島では毎冬、越冬している。本州・九州・伊豆諸島でも記録がある。近年、日本での分布が広がってきており、石川県では2005年1月から2月に内灘町河北潟干拓地で雄1羽[1]輪島市舳倉島で2006年12月に1羽が観察されている[2]。滋賀県では、2006年5月、湖北町海老江の「琵琶湖・水鳥湿地センター」で雄1羽が観察されており、2009年1月には高島市で雄1羽が観察されている[3]。千葉県では2007年1月に若鳥1羽が記録されている[4]

生態[編集]

農耕地・草地・林縁・人家付近に生息する。

鳴き声[編集]

地鳴きムクドリよりやや甲高い「キュリー、キョッ、キョッ」である。

ムクドリとの雑種[編集]

ムクドリとの交雑が記録されている(ムクドリを参照)。

脚注[編集]

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  1. ^ 平野賢次(編)『石川野鳥年鑑 2005』 日本野鳥の会石川支部、2006年
  2. ^ 平野賢次(編)『石川野鳥年鑑 2006』 日本野鳥の会石川支部、2007年
  3. ^ 平田和彦、「滋賀県高島市における積雪期のギンムクドリ Sturnus sericeus の記録」『日本鳥学会誌』 59巻1号、日本鳥学会、2010年、61-64頁
  4. ^ 日本野鳥の会千葉県支部、「鳥だより」『ほおじろ』312号、10頁、日本野鳥の会千葉県支部

関連項目[編集]

 src= ウィキスピーシーズにギンムクドリに関する情報があります。

参考文献[編集]

  • 五百沢日丸 解説、山形則男・吉野俊幸 写真 『日本の野鳥550 山野の鳥』 文一総合出版、2000年
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ギンムクドリ: Brief Summary ( Japanese )

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ギンムクドリ(銀椋鳥、Sturnus sericeus)はスズメ目ムクドリ科。英名は Red-billed Starling

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