12属
ナマズ科(英: Sheat fish、Catfish、学名:Siluridae)は、ナマズ目に属する科の一つである。約100種が現存している[1]。
ナマズ科の魚はヨーロッパとアジアの大部分に存在するが、特に東南アジアに多く、東アジア、インド亜大陸、西南アジア、ヨーロッパと少なくなっていく。中央アジアにはほとんど見られないようである[1]。ユーラシア温帯に生息するクレード(約20種)と、熱帯アジアに生息するクレード(約75種)に分かれる[1]。
背鰭の棘条や脂びれを持たない。腹鰭は小さいか、消失する。尻鰭の基底は、通常長い[2]。この科の最大種は、ヨーロッパオオナマズである[2]。
9属・半分以上の種が東南アジア固有である。
形態系統解析の結果からは、Silurus ・Ompok ・Kryptopterus ・ Wallago の4属は単系統群ではなく、Ompok属は2つ以上、他3属は2つの単系統群に分けられると考えられる[1]。