オニゴジュウカラ(Sitta magna)は、鳥綱スズメ目ゴジュウカラ科ゴジュウカラ属に分類される鳥類。
中華人民共和国(雲南省、貴州省南西部)、タイ北西部、ミャンマー中東部[1]
全長19.5センチメートルとゴジュウカラ科最大種[1]。上面の羽衣は青灰色[1]。頭頂や後頸、下面の羽衣は明灰色で、頬から喉の羽衣は白い[1]。嘴から眼を通り側頭部にかけて黒い筋模様(過眼線)が入る[1]。風切羽下面の基部には白い斑紋が入る[1]。
オスは過眼線が太く明瞭[1]。メスは下面が褐色みを帯び、過眼線が細く不明瞭[1]。
標高1,200-3,350メートルにあるマツからなる常緑樹林に生息する[1]。
食性は雑食で、昆虫などを食べる[1]。大木の樹上で採食を行う[1]。
森林伐採による生息地の破壊などにより生息数は減少している[1]。