アカテタマリン(学名:Saguinus midas)は、手足の赤さとオレンジ色の髪が特徴のタマリン。別名Golden-handed tamarin、Midas tamarin。アマゾン川の南部にいるタマリンは、以前はアカテタマリンの亜種であると考えられていたが、現在は別種であるブラックタマリンとして扱われている。
ブラジル、ガイアナ、スリナム、ベネズエラのアマゾン川北部にあるジャングル。
体長20.5~28センチメートル、尾を含むと31~44センチメートル、体重400~550グラム。
平均寿命は野生で約10年、飼育下で約16年。
繁殖期の雄の間でも、グループ内での競争が少なく、4〜15匹の集団で暮らしている。
グループの1匹だけの雌が、繁殖期に繁殖する。
領土の防衛は爪の代わりに犬歯などを使う。
主に木の上で生活する。
妊娠期間は140~170日で、通常2匹の子を産む。
主に父親の世話を受けるが、主にグループ全体が世話をサポートする。
防衛はグループの優先事項で、1匹のタマリンが襲われると、他のタマリンは防衛をする。
主に果物、花、昆虫、カエル、クモ、トカゲ。
猫、鳥、ヘビなど。