オキナヨモギ[1](Artemisia abrotanum; 英: southernwood、lad's love、old man[2][3])とは、キク科ヨモギ属に属する低木の一種である。別名にキダチヨモギ[4]があり、また英名の1つの音写であるサザンウッド[5]という呼び名も知られている。
落葉もしくは半常緑小低木で[2]、高さも広がりも1メートルほどである[5]。葉は灰緑色で[2][5]レース状の細かい切れ込みが見られ[5]、芳香を持つ[2][5]。晩夏に[2][5]頭状花序の[2]小さく黄色味のある花が[2][5]密集して円錐状に咲く[5]。日当たりの良い場所や水はけの良い土を好み、氷点下15 ℃まで耐え得る耐寒性を有する[2]。
葉を皮膚にこすりつけると蛾や蚊が近寄らなくなる[5]虫除けの効能を有する。
ポーランド語では boże drzewko、リトアニア語では diemedis と呼び、いずれも〈神の木〉を含意する。
オキナヨモギ(Artemisia abrotanum; 英: southernwood、lad's love、old man)とは、キク科ヨモギ属に属する低木の一種である。別名にキダチヨモギがあり、また英名の1つの音写であるサザンウッドという呼び名も知られている。