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Urokodia aequalis

ウロコディア ( Japanese )

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ウロコディア (Urokodia) は、カンブリア紀に生息していた節足動物の一種。澄江動物群の1つで、U. aequalis Chen & Lu と命名された。

全長は3.5cmほど。前後に細長く、前端と後端は盾状の甲羅となり、その間に14の体節がある。背面のみしか保存されておらず、附属肢等は確認できない。頭部の背甲は前端に一対、側面に横向き二対の突起がある。

胴部の体節の背甲はすべてがほとんど同じ大きさと形であり、多足類のような構造であった可能性がある。

尾部の背甲も頭部と非常によく似た形をしている。後に安寧で発見された化石ではここに多数の細かな棘がある。もっともそれらが同種であるかどうかはわかっていない。

頭部に触角らしいものが確認されている以外、細部の構造は一切わかっていない。従って、現時点では節足動物のどのような群に属するものかの判断は不可能である。

参考文献[編集]

  • X.ホウ他著、鈴木寿志、伊勢戸徹訳、大野照文監訳、『澄江生物群化石図譜 -カンブリア紀の爆発的進化-』、(2008)、朝倉書店


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ウロコディア: Brief Summary ( Japanese )

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ウロコディア (Urokodia) は、カンブリア紀に生息していた節足動物の一種。澄江動物群の1つで、U. aequalis Chen & Lu と命名された。

全長は3.5cmほど。前後に細長く、前端と後端は盾状の甲羅となり、その間に14の体節がある。背面のみしか保存されておらず、附属肢等は確認できない。頭部の背甲は前端に一対、側面に横向き二対の突起がある。

胴部の体節の背甲はすべてがほとんど同じ大きさと形であり、多足類のような構造であった可能性がある。

尾部の背甲も頭部と非常によく似た形をしている。後に安寧で発見された化石ではここに多数の細かな棘がある。もっともそれらが同種であるかどうかはわかっていない。

頭部に触角らしいものが確認されている以外、細部の構造は一切わかっていない。従って、現時点では節足動物のどのような群に属するものかの判断は不可能である。

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