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ムシトリスミレ ( Japanese )

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ムシトリスミレ Pinguicula vulgaris, Japan 2.JPG
福島県飯豊山 2012年6月'
分類 : 植物界 Plantae : 被子植物門 Magnoliophyta
以下の分類はクロンキスト体系による : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 亜綱 : キク亜綱 Asteridae : ゴマノハグサ目 Scrophulariales : タヌキモ科 Lentibulariaceae : ムシトリスミレ属 Pinguicula : ムシトリスミレ P. vulgaris 学名 Pinguicula vulgaris L.(広義),
Pinguicula vulgaris L. var. macroceras (Pall. ex Link) Herder シノニム

本文記載

英名 California butterwort  src= ウィキメディア・コモンズには、ムシトリスミレに関連するメディアがあります。  src= ウィキスピーシーズにムシトリスミレに関する情報があります。 Gluecksklee.jpg ポータル 植物 Gluecksklee.jpg プロジェクト 生物

ムシトリスミレ(虫取菫、学名:Pinguicula vulgaris)はタヌキモ科ムシトリスミレ属食虫植物の一種。スミレに似た花をつける。

特徴[編集]

北海道から四国にかけての高山亜高山帯)の岩の上などに生える。高山性のムシトリスミレ属はアルカリ性を厭わないものが多く、本種もしばしば石灰岩蛇紋岩上に生育する。

花は一見スミレに似ているが、花弁が合着しており、類縁は遠い。根元に数枚の葉をひろげてロゼットをつくる。葉は長楕円形で長さ3 - 5cm、葉柄がない。葉の表面は天辺に粘液の球を付けた細かい腺毛で覆われ、粘りつけられ動けなくなった虫を消化吸収する。

花期は6 - 8月。花茎は高さ5 - 15cm立ち上がるが次第に曲がって先端は下を向き、その先に横向きの花をつける。花は唇花型で、紫色、後方に細長い距を出す。花色は個体差が大きく、完全な白花(シロバナムシトリスミレ)も見つかっている。

シノニム[編集]

  • Pinguicula vulgaris L. subsp. macroceras (Pall. ex Link) Calder et Taylor
  • Pinguicula macroceras Pall. ex Link

分類[編集]

ムシトリスミレ属はオーストラリアと南極を除く各大陸に約80種が存在する。中でもメキシコとヨーロッパに多い。日本には他に特産種コウシンソウ (P. ramosa) がある。

ムシトリスミレは高山植物なので栽培は難しい。一般には、アシナガムシトリスミレ (P. caudata syn. P. moranensis f. caudata) など海外の種が栽培されている。

ギャラリー[編集]

いずれもヨーロッパ産の P. vulgaris である。

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    植物体

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    Otto Wilhelm Thomé "Flora von Deutschland, Österreich und der Schweiz", Gera (1885) の図版

関連項目[編集]

参考文献[編集]

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ムシトリスミレ: Brief Summary ( Japanese )

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ムシトリスミレ(虫取菫、学名:Pinguicula vulgaris)はタヌキモ科ムシトリスミレ属食虫植物の一種。スミレに似た花をつける。

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