dcsimg

ノブキ属 ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語
ノブキ Adenocaulon bicolor
Adenocaulon bicolor
分類APG III : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 Eudicots 階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots 階級なし : キク類 Asterids 階級なし : 真正キク類II Euasterids II : キク目 Asterales : キク科 Asteraceae 亜科 : ムティシア亜科 Mutisioideae : ムティシア連 Mutisieae : ノブキ属 Adenocaulon 学名 Adenocaulon
Hook. 和名 ノブキ属

ノブキ属 Adenocaulon Hooker は、キク科の分類群の一つ。日本ではノブキがこれに属する。

特徴[編集]

多年生草本[1]。葉は互生で、茎の基部に集まって生じ、長い葉柄を持つ。花序は円錐状で、頭花は小さい。花序には柄のある腺体を生じる。

頭状花序は雌花と両性花とからなり、頭花の外側に雌花があって痩果を生じるが、内側にある両性花は不稔性で果実を形成しない。雌花の花冠は広鐘型で先端は4-5裂する。総苞片は半球形で5-7個あり、花後には反り返る。花床は鱗片はない。痩果は棍棒状、先端に冠毛はなく、柄のある腺体がある。

  •  src=

    A. bicolor・雌花と両性花の花冠

  •  src=

    A. bicolor・痩果が成熟しかかっている

  •  src=

    ノブキ・両性花がほとんど脱落したところ

分類[編集]

この属の位置づけについては議論があった。メナモミ族、オグルマ族、サワギク族などとする説が唱えられたことがある。佐竹他(1981)ではキオン族 Triib. Senecioneaseに含め、中でもフキ属に近いとしている。

下位分類[編集]

以下の種が知られる。

  • Adenocaulon ノブキ属
    • A. himalaicum ノブキ:日本~ヒマラヤ
    • A. bicolor :北アメリカ
    • A. lyratum :中部アメリカ
    • A. chilense :南アメリカ

出典[編集]

  1. ^ 以下、主として佐竹他(1981),p.187-188

参考文献[編集]

  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他『日本の野生植物 草本III 合弁花類』,(1981),平凡社
 title=
license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語

ノブキ属: Brief Summary ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語

ノブキ属 Adenocaulon Hooker は、キク科の分類群の一つ。日本ではノブキがこれに属する。

license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語