カサゴケ(Rhodobryum roseum)は、ハリガネゴケ科に分類される蘚類。
ヨーロッパ、アメリカ西部などに分布する[2]。日本でも北海道や本州の日本海側などで見られるが稀である[2]。開けた森林や草地などに生育する[1]。
長さ4-5mmの比較的大きい葉をもつ[1]。葉は輪生し、傘の部分には葉が18-22枚ある[1]。葉先は狭くとがり[2]、葉の上部には細かい鋸歯がある。胞子体をつけることはイギリスでは稀である[1]。
染色体数はn=11[2]。
観賞用に栽培されることがある。