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ツユクサ亜綱(つゆくさあこう、Commelinidae)は被子植物の亜綱のひとつで、ツユクサ科を含むもの。クロンキスト体系などで使われる。含まれる目は分類体系によって異なる。またAPG植物分類体系において設定されているツユクサ類についても解説する。
クロンキスト体系では7目を含める。
タハタジャン体系(Takhtajan system)でも単子葉植物の下にツユクサ亜綱を作る。
APG植物分類体系では綱や亜綱の階級を設定していないので、ツユクサ亜綱は存在しない。代わりに、単子葉類 (monocots) の下に階級のない分類群のツユクサ類 (commelinids) があり、APGをリンネ式階級に整合させる場合は、このツユクサ類がツユクサ亜綱とされることが多い。
ツユクサ類には
が含まれる[2]。
新エングラー体系では単子葉植物綱に亜綱を立てていないので、ツユクサ亜綱の名前は存在しない。ツユクサ目はツユクサ科のみの単型の目になっている。