サルシナ属(Sarcina, 八連球菌属)はグラム陽性偏性嫌気性菌の一属。学名はラテン語で「包み、束、荷物」などを意味するSarcinaサルキナに由来している。
垂直方向に3回分裂するため、立方体の各頂点に細胞を配した形態を持つので八連球菌と呼ばれる。 耐酸性で、pH2でも生息できるため胃壁内部でも増殖する。GC比は28-31で低い。