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ヒイロガサ ( Japanese )

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ヒイロガサ Hygrocybe punicea 1 Rosemary Winnall.JPG 分類 : 菌界 : 担子菌門 亜門 : 菌蕈亜門 : 真正担子菌綱 : ハラタケ目 : ヌメリガサ科 : アカヤマタケ属 学名 Hygrocybe punicea 英名 Crimson Waxy Cap、Scarlet Waxy Cap

ヒイロガサ(Hygrocybe punicea)はハラタケ目ヌメリガサ科アカヤマタケ属の菌類。英語ではCrimson Waxy CapやScarlet Waxy Cap等と呼ばれることもある。北ヨーロッパを中心に見つかっている。当初はHygrophorus puniceusの名で記載され、属内で最大の種であった。

特徴[編集]

Hygrocybe punicea 2 Rosemary Winnall.JPG

粘性のある大きい傘をもち、初期は釣鐘型をしており、時間がたつにつれ平たくなっていく。大きさは4〜10cmであり、色は名のとおり緋色から暗赤色の色をしている。

襞は厚めですきまが大きい。色は黄色っぽい橙色である。胞子紋の色は白。

柄はつばなどの構造がなく、長さは5〜9cm、幅は2cm程度。赤から白っぽい黄色、白褐色に近い色になる。表面に繊維のような線が見られる。肉は白っぽい色をしている。[1][2]

分布・生息地[編集]

ヒイロガサは広範な分布を持っている。ヨーロッパでは草地に良く見られ、北アメリカでは森に見られる。

食用[編集]

ヒイロガサはヨーロッパで可食であると記録されており、北アメリカでは逆に食用でないと記録されている。[3]味はまろやかである。

参照[編集]

  1. ^ Nilson S & Persson O (1977). Fungi of Northern Europe 2: Gill-Fungi. Penguin. p. 22. ISBN 0-14-063006-6.
  2. ^ Breitenbach J & Kränzlin F (1991). Fungi of Switzerland 3: Boletes & Agarics, 1st Part. ISBN 3-85604-230-X.
  3. ^ Arora, David (1986). Mushrooms demystified: a comprehensive guide to the fleshy fungi (2nd ed. ed.). Berkeley: Ten Speed Press. p. 114. ISBN 0-89815-169-4.
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ヒイロガサ: Brief Summary ( Japanese )

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ヒイロガサ(Hygrocybe punicea)はハラタケ目ヌメリガサ科アカヤマタケ属の菌類。英語ではCrimson Waxy CapやScarlet Waxy Cap等と呼ばれることもある。北ヨーロッパを中心に見つかっている。当初はHygrophorus puniceusの名で記載され、属内で最大の種であった。

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