多齒新米蝦(學名:Neocaridina denticulata,有不少異名被廣泛使用),台灣水族市場上之「黑殼蝦」多為此種,生物分類屬於匙指蝦科新米蝦屬,陸封型淡水蝦,分布於越南、台灣、中國、琉球、日本及韓國。具協助清除殘餌、藻類之功用,可混養於水族箱作為魚缸之清道夫,或是作為中大型肉食性魚類的餌料;但個體食藻種類與食量不敵大和藻蝦,因為價格便宜、容易飼養而以量取勝。各體色變種相當受水族玩家歡迎,其中尤以紅色系變種「玫瑰蝦」最為常見。
「黑殼蝦」是多齒新米蝦(Neocaridina denticulate)、臺灣米蝦 (Caridina formosae)與擬多齒米蝦(Caridina pseudodenticulata)的泛稱,其中在臺灣分布最廣的是多齒新米蝦。
額角平直或稍向下彎,上緣前端約五分之一範圍內不具額齒。尾柄末緣呈三角形,中央後緣具有一不可動棘。體色變化多,大致有紅棕色、深藍色、深綠色至黑褐色,大型之抱卵雌蝦體色較深,中、小型及雄性個體稍呈半透明。成蝦體型約1-2公分。[1]以藻類或有機碎屑為食,並且為其他大型魚蝦之食物。
黑殼蝦主要分布在稍具海拔的山澗溝渠,或是水流速度較緩的小溪流中;部分河川下游或出海口雖然亦有分佈,但卻因為單位面積分布的個體數量稀疏,對於採集者而言不具收成效益,因此台灣市面上所販售的黑殼蝦,幾乎全數來自野生採集,同時採集地點又多集中於中部或東部山區。
由於黑殼蝦的棲息環境較為特殊,因此這類小型米蝦或新米蝦,多數喜好涼爽、流動且富於溶氧的潔淨環境,然而這種特殊的棲息環境,卻讓牠們恰好適應許多以低溫方式⼤量栽植水生植物的造景缸中;特別是許多對溫度敏感,同時枝葉較為密集的水草或苔蘚,往往需要這類能在低溫環境努力工作的黑殼蝦,負擔清除附著性藻類的重責大任。[2]
母蝦性成熟時,在背部、頭部後方有一塊變色部位,那是卵巢。母蝦通常比公蝦大,在繁殖時會在腹部抱住受精卵,蝦卵在孵化過程中逐漸變色,直到仔蝦孵出後脫離母體自行求生。
一般黑殼蝦呈透明狀,體色主要為黃褐色,體表分布有不同規則與大小的斑紋,另有偏黑、綠、紅等個體出現。因顏色具多樣化,業者以人工不斷挑選培育出五彩繽紛的彩色米蝦,包括極火蝦、香吉士蝦、藍絲絨蝦、巧克力蝦、雪球蝦、血腥瑪麗蝦及琉璃蝦等等,改良出的品種多達20餘種,創造臺灣觀賞蝦養殖潮流,並且熱銷歐美日等國家。[3]
目前研究顯示,低濃度的外因性內分泌干擾物質或氨就會對多齒新米蝦產生相當大的影響,包括抑制成長與繁殖能力,故調查河川內多齒新米蝦的存在與否及族群數量,可用於研判河川水質受污染的程度。[1]目前已被行政院環境保護署列為河川排放水之生物毒性檢測物種。
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中的日期值 (帮助) 多齒新米蝦(學名:Neocaridina denticulata,有不少異名被廣泛使用),台灣水族市場上之「黑殼蝦」多為此種,生物分類屬於匙指蝦科新米蝦屬,陸封型淡水蝦,分布於越南、台灣、中國、琉球、日本及韓國。具協助清除殘餌、藻類之功用,可混養於水族箱作為魚缸之清道夫,或是作為中大型肉食性魚類的餌料;但個體食藻種類與食量不敵大和藻蝦,因為價格便宜、容易飼養而以量取勝。各體色變種相當受水族玩家歡迎,其中尤以紅色系變種「玫瑰蝦」最為常見。
ミナミヌマエビ(南沼蝦、学名 Neocaridina denticulata )は、十脚目ヌマエビ科に分類されるエビの一種。産卵も淡水中で行い、一生を淡水域で過ごす陸封型のヌマエビである。Neocaridina denticulata という種レベルでは朝鮮半島、台湾、中国まで分布するが、狭義には日本固有亜種を指して「ミナミヌマエビ」と呼ぶ。
体長はオスは20mm、メスでも30mm未満で、ヤマトヌマエビよりもずっと小型である。額角は長く、鋸歯状の棘が上縁に8-20(通常13-15)個、下縁に0-9(通常3-6)個あるが、先端付近には棘がない[1][2]。5対の歩脚は短く、このうち前の2対は先端に小さな鋏がある。背中の真ん中には白っぽい太い線が尾まで走り、線をはさむように「ハ」の字型の縞模様が並ぶ。若い個体やオスは全身が半透明で他のエビと区別しにくいが、メスの成体の体色は変異が大きく、茶色や緑黒色の個体もいる。
西日本の静岡県沼津市周辺、および琵琶湖・淀川水系から九州までに分布する日本の固有亜種だが、朝鮮半島、台湾、中国に多くの亜種が知られる。特に中国南部原産のシナヌマエビ Neocaridina denticulata sinensis (Kemp,1918) はミナミヌマエビとよく似ている。これらの近縁種が釣り餌として日本に輸入されて在来ミナミヌマエビと交雑し、遺伝子汚染を起こす可能性が指摘されている。兵庫県夢前川水系では中国固有のヒルミミズ Holtodrilus truncatus が付着したカワリヌマエビ属のエビが発見され、釣り餌用に中国から輸入された淡水エビが川に逃げ出したことが示唆された[3]。また在来のミナミヌマエビも釣り餌などの持ちこみで日本各地に分布を広げている[4][5]。
流れのゆるい川や池の、水草が多い所に生息する。ダムなどの建設はヤマトヌマエビなどの分布域を狭めるが、逆にミナミヌマエビにとっては生息に適した場所となる。
雑食性で、生物の死骸や藻類、デトリタスなど何でも食べるが[2]、生きた小動物を襲うことはない。歩脚の鋏で餌を小さくちぎり、忙しく口に運ぶ動作を繰り返す。小さな塊状の餌は顎脚と歩脚で抱きこみ、大顎で齧って食べる。
繁殖期は春から夏で、メスは冬の間に卵巣を肥大させ、背中側が深緑色に色づく。交尾を終えたメスは1mmほどの卵を38-130個ほど産卵するが、これはヤマトヌマエビなどと比べて大粒・少数である[1]。卵は孵化するまでメスが腹脚にかかえこんで保護する。卵は最初は深緑色をしているが、やがて褐色になり、幼生の姿が透けて見えるようになる。
ミナミヌマエビは卵の中で幼生期を過ごし、体長2mmほどの稚エビで孵化する。孵化直後の稚エビは尾扇が未発達で、体色は半透明の白色をしている。稚エビは海へ降りることなく淡水中で成長する(この点は海で成長して川に遡上する両側回遊型のヤマトヌマエビと異なる)。寿命は約1年で、メスは1回-数回の産卵をした後に死んでしまう[2]。
「ブツエビ」「タエビ」などと呼ばれ、スジエビなどと共に釣りの活き餌として利用されるが[1][3]、アクアリウムでの観賞用やタンクメイトとしても利用されるようになった。ミナミヌマエビではない大陸産亜種(シナヌマエビ)が繁殖しており、「ミナミヌマエビ」との混同も見られる[4][5]。
水槽内の藻類や水垢などを食べて水槽の掃除役をこなす。固形飼料を与えると群がってくるしぐさも愛嬌があり、特に餌をやらなくても水槽内に十分に藻類が繁殖していればそれを食べて生き残ることができる。水温への適応も1-30℃程度と幅広い。水面が凍るほどの寒さでも生き延び、夏でも風通しの良い日陰なら大抵耐えられる。
ただし自分より大きな魚がいると物陰に隠れてしまうし、小型なので捕食されやすい。同じ水槽で飼うならメダカなどの小魚か、ドジョウ類などのおとなしい魚がよい。オヤニラミなどの肉食魚と混泳させないのはもちろんだが、ドジョウ類でもホトケドジョウはミナミヌマエビが好物なので要注意である[6]。また水温変化に強いとはいえ、大多数の生物と同じく急激な水温変化には弱い。
飼育寿命は一年ほどであるが、ヤマトヌマエビと異なり淡水で繁殖できるため、複数個体をうまく飼育すると水槽内でどんどん繁殖する[2]。場合によっては繁殖のし過ぎに注意が必要なほどである。ヒーターをつけない水槽では春から秋まで繁殖するが、ヒーターで加温した水槽は1年を通して産卵し、体長16mmくらいの抱卵個体も見られる。小魚と飼っている場合は孵化直後の稚エビが捕食され易いので、水草や石などで隠れ家を多く作るとよい。また、気付くことはなくともフィルターなどの濾過器に吸い込まれることがあるため、吸引力の強い濾過器では稚魚吸い込み防止のスポンジや、スポンジフィルターの使用が必要になる。
水槽の苔掃除役としてヤマトヌマエビ同様重宝されるが、本種は小型種なので稚エビなど小型の個体はヤマトヌマエビに捕食されることもあり、繁殖を期する場合はヤマトヌマエビと混泳させない方が良い。体が小さいため苔取りの能力はヤマトヌマエビの1/3程度とされる。但し、ヤマトヌマエビは水槽内では繁殖しないのに対しミナミヌマエビは繁殖するため世代を超えて水槽内での苔取りが期待できる。
ミナミヌマエビ(南沼蝦、学名 Neocaridina denticulata )は、十脚目ヌマエビ科に分類されるエビの一種。産卵も淡水中で行い、一生を淡水域で過ごす陸封型のヌマエビである。Neocaridina denticulata という種レベルでは朝鮮半島、台湾、中国まで分布するが、狭義には日本固有亜種を指して「ミナミヌマエビ」と呼ぶ。