保全状況評価 LEAST CONCERN
分類 界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 綱 : 鳥綱 Aves 目 : カモ目 Anseriformes 科 : カモ科 Anatidae 属 : アカハシハジロ属 Netta 種 : ベニバシガモベニバシガモ （紅嘴鴨、学名：Netta peposaca）は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種である。
南アメリカ（チリ中部からアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジル南部）に分布する。
雄の嘴は鮮やかなピンク色で、これが和名の由来になっている。嘴の基部にはこぶがある。頭、頸、前胸部は紫色の光沢のある黒色で、背中はやや緑色がかった光沢のある黒色である。脇から下腹部にかけては灰色で、下尾筒は白色である。雌は嘴は青灰色で、基部にこぶはない。体色は全体が褐色である。
主に湖沼や池などに生息する。非繁殖期は群れで生活する。潜水ガモに分類されるが、採食は主に水面で行い潜水はあまり行わない。
岸辺の茂みの中に営巣する。しばしば、他の水鳥の巣に卵を産みこむことがある。1腹8-12個（平均10個）の卵を産み、抱卵期間は25-28日である。
繁殖期前に雄は、嘴を上に向け頸を高く伸ばすディスプレイ行為を行う。
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