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フィロウイルス科 ( Japanese )

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マールブルグウイルスの電子顕微鏡像
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エボラウイルスの電子顕微鏡像

フィロウイルス科(Family Filoviridae)とはウイルスの分類における一科であり、そのビリオンは多形性で紐状の形態(直径80nm、長さ14,000nm)を示し、そのゲノムはマイナス一本鎖RNAである。ビリオンはエンベロープを有し、エーテルに対しては感受性を持つ。螺旋対称性のヌクレオカプシドを有する。細胞質内で増殖し、細胞膜から出芽する。細胞質内封入体を形成。マールブルクウイルスエボラウイルスのウイルス分離、血清学的診断はP4レベルの設備を有した検査室でのみ許可されている。

分類[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 鹿江雅光、新城敏晴、高橋英司、田淵清、原澤亮編 『最新家畜微生物学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4-254-46019-8
  • 原澤亮 「動物ウイルスの新しい分類(2005)」 『獣医畜産新報』 58号 921-931頁 2005年

外部リンク[編集]

ウイルスの分類(ボルティモア分類) DNA
I: 2本鎖DNAウイルス (dsDNA) カウドウイルス目 ヘルペスウイルス目 Ligamenvirales 未分類
II: 1本鎖DNAウイルス (ssDNA) RNA
III: 2本鎖RNAウイルス (dsRNA)
IV: 1本鎖RNA+鎖 ((+)ssRNA) ニドウイルス目 ピコルナウイルス目 ティモウイルス目 未分類
V:1本鎖RNA-鎖 ((−)ssRNA) モノネガウイルス目 未分類 逆転写
VI: 1本鎖RNA逆転写ウイルス(ssRNA-RT)
VII: 2本鎖DNA逆転写ウイルス (dsDNA-RT) 執筆の途中です この項目は、生物学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますプロジェクト:生命科学Portal:生物学)。
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フィロウイルス科: Brief Summary ( Japanese )

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フィロウイルス科(Family Filoviridae)とはウイルスの分類における一科であり、そのビリオンは多形性で紐状の形態(直径80nm、長さ14,000nm)を示し、そのゲノムはマイナス一本鎖RNAである。ビリオンはエンベロープを有し、エーテルに対しては感受性を持つ。螺旋対称性のヌクレオカプシドを有する。細胞質内で増殖し、細胞膜から出芽する。細胞質内封入体を形成。マールブルクウイルスエボラウイルスのウイルス分離、血清学的診断はP4レベルの設備を有した検査室でのみ許可されている。

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