ツバメ科(ツバメか、Hirundinidae)はスズメ目に属する鳥類の科の一つ。模式属はツバメ属。
高緯度地方や海洋島を除いた全世界
体形は流線形で、飛翔する際に空気の抵抗が少ない。尾羽は長く、アルファベットの「V」字状になる種が多い。翼は長く、初列風切は9枚。
嘴は小型だが、口は大型。後肢は小型。
飛翔力が強く、空中で旋回なども行う。巣材に泥を用いる種は、巣材を集める際に地表に降りる事もある。
食性は動物食で、主に昆虫を食べるが、果実や種子を食べる種もいる。多くの場合は飛翔しながら口を大きく開け、飛翔している獲物を捕食する。
繁殖形態は卵生。繁殖期にはペアを形成し、多くの種は集団で繁殖する。樹洞や他の動物の古巣、崖に掘った横穴、人工建築物に泥を固めたものなど種によって様々な巣を作り、卵を産む。主にメスが抱卵する。