オトメアゼナ(Bacopa monnieri)はオオバコ科に分類される植物の一種。
世界中の熱帯・亜熱帯地域に広く分布する[1]。日本では沖縄に定着している[1]。
多年生の水草で、肉厚な卵形の葉をもち、対生する。花期は4-6月で、白色から淡紫色の花を咲かせる。
水路・水田・池・湿地などの日当たりのよい環境であればどこにでも生育する。
世界各地で観賞用の水草に用いるために、輸入・販売等がされており、そうした飼育個体が野外に定着してしまっている[1]。
雑草として水田や水路に繁殖して、在来種の植物の生育を妨げる危険性がある[1]。したがって、日本では外来生物法によって要注意外来生物に指定されている[1]。