ハチクイモドキ科(はちくいもどきか、学名 Momotidae)は、鳥類ブッポウソウ目の科である。
ハチクイモドキ(蜂喰擬)と総称される。ハチクイモドキはかつては狭義には1種 Momotus momota を意味したが、この種は6種が混在していたことが判明し分割され、旧来の意味あいとは異なる。
中南米の、メキシコからパラグアイおよびアルゼンチンまでと、トリニダード・トバゴに生息する。[1]
全長17–50cm。嘴(くちばし)は太く、やや下に曲がる。第3・第4趾(あしゆび)が癒着している。
羽色は鮮やか。2枚の中央尾羽が長く伸び、羽枝(繊維)が先端にのみある「ラケット状」になっている。
カワセミ科 Alcedinidae(広義)が姉妹群である[2]。和名の似ているハチクイ科とは同目だが特に近縁ではない。
Sibley & Ahlquist (1990) では単型のハチクイモドキ小目 Momotida に分類されていた。
ブッポウソウ目 ブッポウソウ亜目ハチクイモドキ科 Momotidae
国際鳥類学会議 (IOC)[3]による(絶滅群を除く。Momotus lessonii の綴りを訂正[4])。6属14種。
ハチクイモドキ科(はちくいもどきか、学名 Momotidae)は、鳥類ブッポウソウ目の科である。
ハチクイモドキ(蜂喰擬)と総称される。ハチクイモドキはかつては狭義には1種 Momotus momota を意味したが、この種は6種が混在していたことが判明し分割され、旧来の意味あいとは異なる。