キマユカナリア(学名:Crythagra mozambicus)は、スズメ目アトリ科に分類される鳥類の一種。
ハワイ諸島などにも人為移入されている。
全長約11-13cm。
頭部は灰色で眉斑と頬、喉は黄色い。胸から腹の体下面や腰も黄色く、背中は灰緑色である。翼や尾は黒褐色で淡黄色の羽縁がある。
疎林や農耕地に生息し、食性は種子食。
巣は樹上に浅い椀形のものをつくり、3~4個ほどの卵を産む。
日本ではセイオウチョウ (青黄鳥)の名でペットショップなどに入荷されることがある。カナリアの原種と間違われることがしばしばあるが、かつては同じカナリア属に分類されていたものの、今は分類系統の見直しが行われ、カナリアとは属レベルまで異なる全く別種の鳥である。
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