セリ科 (Apiaceae) は、ニンジンやパセリを含む被子植物の科の一つ。芳香を持ち、ハーブや野菜、香辛料として使われる種を多く含む。
セリ科の植物には抗変異原性があるものが多い[2]。セリ科の植物は、デザイナーフーズ計画でがん予防に効果のある食物として上位の重要度に位置付けられている[3]。
特徴的な散形(傘形)花序をつけるので、古くは散形科または傘形科(さんけいか)と呼ばれた。ラテン名の代替名であるUmbelliferaeも同じ意味である。子房下位で果実は分果(2個に割れる)。
およそ400属3700種が含まれる[4]。代表的なものを記す。